ハロン湾船上泊は【プチ豪華クルーズ】がおすすめ~2017年7月就航アテナクルーズに参加!~
ハロン湾で船上泊クルーズに参加しよう!と決めたものの、クルーズ船の種類が多くて迷ってしまいますよね。値段も幅広く、1人あたり100ドル以下の超格安クルーズもあります。
でも、せっかくの世界遺産ハロン湾の旅。ちょっと優雅な気分が味わえるクルーズ船という選択もありなのではないでしょうか。
今回、私は「アテナクルーズ(Athena Cruise) 」という2017年7月に就航したクルーズ船に乗船してきました。アテナクルーズは五つ星のちょっと贅沢なクルーズ船ですが、決して手が出ない金額ではありません。
それでは、プチ豪華なアテナクルーズのハロン湾船上泊1泊2日ツアー体験記の始まり、始まり~♪
※内容は2017年取材時のものです。スケジュールやお料理のメニューに変更がありますことをご了承ください。
アテナクルーズ1日目
8時00分 ゆったりバスでハロン湾へ
ツアー当日の朝、指定のホテルにピックアップのバスがやってきました。(バスのピックアップ時間は宿泊ホテルによって異なります。)
外観からして、高級感があります。今までハノイからハロン湾以外にも色々なツアーに参加してきましたが、他のバスと一線を画しています。(先日日帰り豪華ツアーに参加しましたが、それを上回る感じ。)
バスの中も期待を裏切りません。
こんなにゆったりしていていいのでしょうか。足をしっかりと延ばせます。足を組むことだって余裕でできてしまいます。ベトナムのツアーは狭いバスで移動するのがほとんどなので、これには感激です。ハノイからハロン湾までは3時間半以上かかるので、バスのシートはツアーを選択する上で重要なポイントだと思います。
また、車内はWiFiが完備されているだけでなく、スマホの充電もできてしまいました。
そして、どのツアーでも同様ですが、お水が1本配られます。
船上泊ツアーの場合は、パスポートが必要です。全員のピックアップが終わるとパスポートの回収がありました。パスポート番号等のチェックが終わると、すぐに返却。また、食事についてのリクエストの確認も車内でありました。お肉やお魚がダメなど、希望があったら伝えることができますよ。
10時30分 休憩
行きも帰りも、途中1回の休憩を挟みます。これは、どんなハロン湾ツアーに参加しても同じですね。大きなお土産屋さんでの休憩ですが、商品は市内よりもやや高め。お土産を買う時間がない人は、ここで買ってもいいかもしれません。
12時30分 オフィスに到着&小舟で移動
バスがオフィスに到着しました。ここでハノイからのピックアップを利用していない人とも合流します。
※オフィスの建物は2018年11月現在、変更になっています。
オフィスの中の様子。
ハロン湾へ入場するためのチケットをもらいます。こちらはチケットのチェックが終わったらすぐに回収されてしまいました。
クルーズ船のお部屋のカードキーももらいました。
小型船で、クルーズ船まで移動します。大きなクルーズ船は、岸まで船を寄せることができないのです。
小型船で、クルーズ船が停泊している場所まで移動し、いよいよ乗船です。
チェックイン!きれいなお部屋にうっとり
乗船すると、船のマネージャーからウェルカムスピーチがあり、すぐにチェックインです。お部屋は本当にゆったりとしたつくりです。
ハロン湾船上泊は3回目なのですが、5つ星の船に乗るのは今回が初めて。今まで乗った船は、お部屋に入った瞬間、正直狭いという印象がありましたが、今回は全くそんなことはありません。
すべての部屋にウェルカムフルーツが用意されているそうです。
また、どのお部屋にもプライベートデッキがついています。夫婦やカップルで参加される人には、ぴったりのスペースですね。
シャワールームも素敵です。この品のあるゴージャス感、女子にはたまりませんよね。
13時30分 ランチタイムスタート
ランチはビュッフェ形式でした。どのお料理もホテルのビュッフェのようなお味で本当に美味しかったです。
「ただ、ハロン湾の景色を楽しむために船に乗るのではない。ここではホテルステイを楽しめるんだ。5つ星クルーズに乗船しているんだ」ということを認識しました。
女子が大好きなサラダも充実です。
1人で参加しても相席にならず、1人席を用意してくれていました。グループごとにテーブルが用意されています。格安ハロン湾ツアーは相席になることがほとんどなのですが、やはりちょっと違いますね。
15時30分 バンブーボートorカヤックに乗って水上村へ
最初のアクティビティはバンブーボート、またはシーカヤックです。
アクティビティや食事の前には、船内放送が入ります。レセプションに集合して、乗船するときに使った小型船に再び乗り込みます。
村の入り口に着いたら、シーカヤックチームと、
バンブーボートチームに分かれて、水上生活の村へ出発です。
水上生活者の家が並ぶエリアに到着です。上の写真のような家がいくつも浮かんでいます。
クルーズ船の中からは見れないような景色も楽しみましょう。
今回、私は写真撮影のため、バンブーボートに乗りましたが、せっかくの機会なのでシーカヤックに挑戦してみるのがおすすめですよ。初めてでも意外と自由に漕ぐことができます。
船からの景色を楽しむ
アクティビティとアクティビティの間はひたすら景色を楽しみましょう。
プライベートデッキでくつろぐもよし、屋上の広いデッキでくつろぐもよし。
夕暮れ時はなんともロマンチック。
カフェ&バーがあるので、飲み物を頼んでゆっくりするのもいいですよ。(有料です。)ちなみに、こちらの彼、「飲み物はいかがですか?」と、ほんの少しですが日本語が話せます。
※2017年取材時のスタッフです。
17時30分 クッキングクラスで春巻き作りを体験
夕方のデッキではクッキングクラスが行われます。作るのは揚げ春巻き。
材料の説明のあとに、実際に巻いてみることができます。
そして、揚げたてを試食。ベトナムの春巻きの皮はライスペーパー、サクサクに仕上がります。ビールに合いそうでした。
こちらはなかなか真似できませんが、マネージャーさんがカービングを披露してくださいました。見事な腕前です。
19時30分 夕食はコースでお腹いっぱいに
夕食はコース料理です。
テーブルの上に置かれたのは…。
メニューですね。ワクワク感が高まります。
どのお料理もそれぞれ味と見た目に個性があって1品1品を楽しんで食べることができましたよ。
私のおすすめは、サーモンのサラダ。バルサミコ酢がきいていて、甘さと酸っぱさがちょうどよく混じり合っていました。
ボリュームもあり、全部食べ終えたときは、お腹いっぱいで大満足です。
※ツアー全体の人数が多い場合、素早くお料理を提供できるようビュッフェ形式になることがあります。
マッサージを体験してみました
アテナクルーズにはとってもきれいなマッサージルームがあります。
私は夕食の後、フットマッサージをしてもらいました。
もちろん、ハノイ市内のマッサージ店でやってもらった方が安いのですが、ハロン湾では徹底的にリッチに過ごすのもありですよね。
マッサージの後はサウナも使うことができます。こちらはマッサージの料金に含まれています。
また、サウナは15時30分~16時30分の間はマッサージをしなくても、無料で自由に使うことができるそうです。1泊の人はバンブーボート(シーカヤック)体験と時間がかぶってしまいますが、2泊する人はたくさん時間があるのでサウナもいいですよね。
ネイルもしてもらうことができます。
また、女性のマッサージ師さんはベトナム語でしたが、男性のマッサージ師さんは英語と片言の日本語を話すことができました。
アテナクルーズ2日目
6時30分 太極拳のレッスン
私が乗船した日の2日目の朝は残念ながら、雨が降っていたため、太極拳のクラスがなかったのですが、天気が良ければ太極拳のクラスがあります。
私は他の船で太極拳をやったことがあるのですが、朝から体を動かすの気持ちがいいですよ。
晴れていれば、太極拳の前に朝日も見ることができます。
7時 軽食タイム
9時30分頃にブランチがあるので、朝食はパンと飲み物という簡単なモノ。
軽く食べて、体を目覚めさせましょう。パンをほんのり温めてもらい、美味しくいただくことができました。
7時30分 ティエンカインソン洞窟へ
2日目の朝は鍾乳洞へ向かいます。これが最後のアクティビティです。
またまた、小型船に乗って移動です。
小さな島に上陸。
階段を上っていきます。
そして…
ティエンカインソン洞窟に。
ティエンカインソン洞窟は、小さ目の洞窟です。もっと大きな観光化された洞窟に行くクルーズ船が多いのですが、この洞窟は自然な感じをまだ残しているのが良かったです。
9時 チェックアウト
洞窟から戻って来て、一息つくとあっという間にチェックアウトの時間です。クルーズが終わってしまうと思うと、寂しい感じがしますね。
カードキーを返却し、飲み物代やマッサージ代を支払います。
大きな荷物がある人は、廊下に出しておけば運んでもらえます。
9時30分 最後の食事はフォーもあり
そして、いよいよ最後の食事。最後はできたてのフォーも食べることができます。
牛肉のフォーを食べました。お肉もスープも美味しい。
ビュッフェのお料理も最後まで充実です。焼きそばなど、ベトナムの一般的なお料理が美味しいのはもちろんですが、オリーブなど洋風のもののレベルが高かったです。
ベトナムでは、まだ、洋風のお料理はちょっと残念な感じということがときどきあるのですが、アテナクルーズのお料理は日本レベルと言っても過言ではないのではないでしょうか。
デザートのヨーグルトまでしっかり楽しんでしまいましたよ。
食事の最後に船についてのアンケート用紙が配られました。ツアーガイドや、船、バスについてのアンケートです。
10時45分 ついに下船のときです
食事が終わると、段々と街が近づいてきます。
そして、乗船した時と同じように小舟に乗り、港へ戻ります。
昨日のオフィスに戻ってきました。帰って来てしまうと、本当にあっという間です。
オフィスでハノイへのバスの出発を待ちます。
バスがオフィスに到着したら乗り込み、ハノイへ。途中、来たとき同様、お土産屋さんでの休憩がありました。バスは行きと同じバスなので、席が大きくゆったりとくつろいで帰ることができました。
ハノイ旧市街で、それぞれのホテルに近い場所で解散です。
日本語を話せるスタッフ
アテナクルーズには、なんと日本語を学習中のマネージャーさんがいます。次のアクティビティは、何時にどこに集合すればいいかなど、簡単なことであれば日本語で対応してくれます。
※2018年現在、マネージャーは変わっています。
また、私が乗船したときはマネージャーさんの他にも、「飲み物はいかがですか。」「マッサージはどうですか。」と日本語で声をかけてくれるスタッフさんが2名いました。
基本的なコミュニケーションは英語になりますが、やはり、ちょっとした一言を日本語で言ってもらえるのは、嬉しいですよね。
ハロン湾船上泊・アテナクルーズのまとめ
ハロン湾船上泊ツアー、今回、初めて5つ星のちょっと豪華なクルーズ船「アテナクルーズ」のツアーに参加しました。今まで参加したことがあるのは4つ星までのクルーズ船なのですが、4つ星と5つ星の満足感の差は、値段の差以上にあると感じました。
4つ星クルーズ船も、5つ星と同様の航路をたどることができ(3つ星までの船は航路が限られています)、船から見るハロン湾の景色については5つ星と同じように楽しめます。ただ、以前乗船した4つ星の船の雰囲気は客室の広さなどから、3つ星の延長線上にあるように感じました。
※2019年追記:最近の4つ星船は、お部屋のサイズ的には5つ星に近づいている傾向にあると思います。
しかし、アテナクルーズのような5つ星の船は、明らかに船のつくりが違います。ゆったりとした部屋は、船の中であることを忘れてしまいます。そして、お料理もレストランに負けないような味付けに驚かされました。ハノイ―ハロン湾間のバスのクオリティも高いですしね。
ハロン湾の何よりの楽しみはその景色です。もちろん、どの船から見ても同じ景色なわけですが、アテナクルーズのちょっと贅沢なサービスを受ける中でみるその景色は、より一層すばらしいものとして感じられるような気がします。
アテナクルーズの船内の様子をもっと詳しく知りたい人はこちら!
予約
当サイト、Travelハロン湾からもこのツアーの予約が可能です。