ギネス記録を持つハロン湾の超大型ロープウェイ!【Nu Hoang(ヌーホアン)】に乗ってみた!
みなさん、ベトナムってロープウェイ大国なの知ってました?ベトナムには世界レベルのロープウェイ(ケーブルカー)がたくさんあるんです。
例えば、ベトナム北部の街サパにそびえるファンシーパン山のロープウェイ。こちら世界最長で、なんと6,293m!他にも、ダナンのバナヒルズというテーマパークにあるロープウェイもすごい。こちらも全長5,772mとかなりの長さです。
さて、そんなロープウェイ大国のベトナムですが、ハロン湾にもものすごいロープウェイがあるんです。その名も、「カプチェオ・ヌーホアン」!カプチェオはロープウェイ(ケーブルカー)、ヌーホアンは女王の意味なので、英語名は「クイーン・ケーブルカー」です。
今回、トラベルハロン湾のライタースズキがヌーホアンに乗ってみたのでレポートしたいと思います!
Contents
何がすごいの?ヌーホアン
2016年に運行を開始したハロン湾の超大型ロープウェイ「ヌーホアン」、どういった点がすごいのでしょうか。
実はこのロープウェイ、なんとギネス記録を2つ持っています。1つ目のギネス記録は、ゴンドラの収容人数。1つのゴンドラになんと最大230人が乗れるそうです。そして、2つ目のギネス記録は支柱の高さ。188.88mあるそうです。
そして、このロープウェイのすごいところは、海の上を移動していきます。海の向こうには、ハロン湾の奇岩も臨むことができますよ。
ヌーホアンの場所
【Googleマップ】
ハロン湾沿岸には、バイチャイとホンガイという2つの街があるのですが、ロープウェイは西側の街バイチャイにあります。
バイチャイの街まで行けば、ひときわ目立つロープウェイがあるので場所はすぐにわかるでしょう。
料金と営業時間
料金(往復)
大人30万ドン
子供(1m~1m30cm)20万ドン
※1m以下は無料
営業時間
平日15:00~22:30
土日08:00~22:30
チケット売り場の人に、21:00までにロープウェイ乗り場に来るように言われました。ロープウェイは往復で乗らなければいけませんからね。
※営業時間や料金は変更になるかもしれないので注意してください。写真にも2017年9月3日までとあります。
ヌーホアンに乗ってみた!
では、ハロン湾の超大型ロープウェイ「ヌーホアン」に乗ってみましょう!
チケットを購入しよう
まずはチケットを購入しましょう。チケット売り場はケーブルカーが面している大通りとは、反対側です。
サンワールドという大きな複合施設の中の1つにロープウェイがあります。通りに「サンワールド」という大きな表示があるので、この先に進んでください。左手にロープウェイ乗り場があり、右手にはサンワールドの別の施設、「ドラゴンパーク」と「タイフーン・ウォーターパーク」があります。
ロープウェイ乗り場の正面入口左手に、チケット売り場があります。
チケットは往復で30万ドン(約1500円)です。このチケットで、ロープウェイが着いた先にある観覧車などにも乗ることができます。
私はここでサンワールドの別の施設、ドラゴンパーク(遊園地)とセットになったコンボチケットを買いました。
コンボチケットは55万9000ドン(約2800円)。
別々に買うと、ロープウェイが30万ドン、ドラゴンパークが35万ドンです。
ロープウェイ乗り場に入ってみよう
ロープウェイ乗り場の建物の中に入ると、宮殿風です。
チケットは建物入って左手、建物内でも買うことができたようですね。
お土産屋さんがたくさんありますが、乗り場は建物の奥。どんどん進みましょう。
私が行ったときは、韓国人の団体ツアーの人たちも一緒で列ができていました。この列の先で、チケットをチェックしてもらいます。
チケットをチェックしてもらったら、ロープウェイの出発まで上の写真のエリアでしばらく待ちます。ディズニーランドでアトラクションを待っている気分です。
いよいよ搭乗
しばらくすると、係りの人に上の階に進むように促されます。
エスカレーター、または階段で上へ。
ロープウェイのゴンドラは2階建てになっています。私は最後の方にいったためか、下段に案内されました。上段に乗るためには、積極的に前に進んで乗り込んだ方がよいようです。
ゴンドラに乗り込みました。これは下段。1つのゴンドラが2階建てになっていすので、1度に230人を運ぶことができるわけですね。
ロープウェイからの景色
それでは、ロープウェイからの景色をちょっとご紹介。
ロープウェイが動き出すと、「おぉ!」という乗客の歓声が。そして、すぐに見えてくるのは、サンワールドの2つのテーマパーク「タイフーン」と「ドラゴンパーク」です。
写真手前は駐車場のようですが、まだガラガラ…早くお客さんでいっぱいになってほしいものです。
そして、ハロン湾の景色です。
私は午後4時頃乗ったのですが、ゲストハウスの人いわく、夜も夜景がおすすめだとか。
それでは、しばしロープウェイに乗っている気分を味わってみてください。
ロープウェイ到着後も楽しめます
このヌーホアン、ただ右から左へ移動するだけじゃないんです。ヌーホアンが着いた先は、ちょっとしたアミューズメント施設になっています。
ロープウェイ降り場は和風テイストでお出迎え
ロープウェイを降りると、そこは和風テイストな建物になっています。
外国人のイメージする、「ザ・ジャパン」といった感じ。日本をテーマにしてくれるのはありがたいですが、どうやら外国人観光客は韓国人と中国人が多いようです。
ロープウェイを降りたフロアはゲームセンターがあります。まあ、でも、ゲームセンターで遊んでいる場合ではありませんよ。
ロープウェイの次は観覧車に乗ろう
ロープウェイの着いた先には観覧車があります。
というわけで、観覧車の表示に従って観覧車乗り場へ。観覧車乗り場は、上の階です。
観覧車乗り場を目指す途中、日本語で12Dシネマの文字を発見。追加料金がかかるようですが、どんなものか見てみるのも悪くないですよね。今回、私はパスさせていただきました。
12Dシネマの前を通り過ぎ、エスカレーターでさらに上がると、いよいよ観覧車乗り場です。
私が行った日は、乗るまでに15分ほど待ちました。
観覧車からの景色
それでは、観覧車からの景色です。
ゆっくりと観覧車が上がっていきます。
観覧車の下は日本庭園になっています。
先ほど乗ってきたケーブルカーを見下ろせます。
そして、もちろん…
ハロン湾も。
日本庭園へ行ってみよう
観覧車の下には日本庭園があります。観覧車を降りたら、次は日本庭園に行ってみましょう。
松ノ木から臨むハロン湾も乙なもの?
手動コースター「サムライ」に挑戦
そして、かなりおすすめなアトラクションが。「サムライ」という名のついた手動コースターです。6万ドン(約300円)で滑っているときの写真を撮ってもらえるので、買ってみました。顔がかなり不細工になっているので…。
このコースター、自分でレバーを引いてスピードを調整するのですが、なかなか楽しいです。風を切って走るので、スリルを味わいながらも、とても気持ちがいいですよ。
ぜひ挑戦してみてください。サムライも観覧車も、ロープウェイの料金30万ドンに含まれているので体験しなきゃ損ですね。
ちなみに、待ち時間もあるので、日本庭園を見た時間も含め、2時間ぐらいロープウェイで渡った先にいました。
帰りは再び、ロープウェイに乗って戻ります。ロープウェイの出発時刻は、係りの人に聞けば教えてもらえるので、その時間に合わせて、降りた場所に戻りましょう。
まとめ
ゴンドラの収容人数と支柱の高さという2つのギネス記録をもつ、ハロン湾の超大型ロープウェイ「ヌーホアン」、ただ大きいだけではありません。
ハロン湾の美しい景色を上から眺めることができるのが、とっても魅力的。そして、ロープウェイの後には、観覧車からも景色を見ることができるのも、とってもお得な感じがします。
さらに「サムライ」というなかなか楽しいアトラクションにまで挑戦できてしまうのもいいですよね。
これからのハロン湾の楽しみ方はクルージングだけではありませんよ!
ヌーホアンのおすすめポイント
- ギネス記録のロープウェイに乗れる
- ロープウェイと観覧車からの絶景
- 手動コースター「サムライ」がおもしろい
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