ツアーを使わず個人でハロン湾クルーズに申し込む方法
ハロン湾クルーズはハノイからのツアーに参加するのが一般的ですが、中には自分で行ってみたいという人もいますよね。
ハノイからクルーズ船乗り場までの行き方はこちらの記事で紹介しました。
今回は、チケットの購入方法からクルージングの内容までです。
Contents
ハロン湾クルーズには2つのチケットが必要

観光チケット(29万ドン)
個人でクルーズ船に乗るときに理解しておかなければならないことがあります。それはハロン湾クルーズのチケットシステムです。ハロン湾でクルーズ船に乗るためには2つのチケットが必要です。
1つはハロン湾内へ入り、観光するためのチケットです。29万ドンします。これはどんなツアーで行こうと、1人1枚必要なものです。上の写真のチケットです。
もう1つはボートのチケットです。ツアーの場合、このボートを個人ではなく、ツアー会社が丸ごと1隻借りています。個人で日帰りクルーズに参加する場合、短時間のルート①(10万ドン)と半日のルート②(15万ドン)を選ぶことができますが、ハノイから日帰りをしようとすると時間的にルート①を選ぶことになるでしょう。(写真を取り損ねてしまいました。すみません。)
【ハロン湾クルーズに必要なチケット】
ハロン湾観光チケット…29万ドン
ボートチケット…10万ドン(ルート①:3時間程度のツアー)、15万ドン(ルート②:6時間程度のツアー)
ルート①を選んだ場合の合計…39万ドン(約1950円)
※料金は2017年9月現在
※2019年現在、合計料金は44万VNDになっています。カヤック&食事つきが65万VND。
チケットの購入&乗船方法
具体的なチケットの購入方法と乗船までの流れを書きますが、もしかすると日によって流れが多少変わってくるかもしれません。参考までに。
2枚のチケットは2つのカウンターで、それぞれ別々に購入しました。
写真の①…まず、真ん中のカウンターに行きボートチケットを購入しました。ルート①10万ドンのチケットです。ここでボートの出航時刻のだいたいの目安を言われました。
写真の②…次に、向かって右側にあるハロン湾観光チケットのカウンターに行きました。しかし、私が行ったときは雨が激しく降っていたため、雨がやむのを待つようにと言われました。
雨がやみ、先ほど言われた出航時刻も近くなったのでもう一度右側のカウンターに行くと、無事に観光チケットを購入することができました。
チケットを買ったら、船着き場に向かいます。船着き場は入ってきた入口の向かい側です。船着き場に行くと、個人でクルーズに参加する人を乗せる船の人が待っていて船まで案内してくれました。
英語は人によって差がありますが、カウンターの人は一応話すことができます。細かい質問に英語で答えるのは難しい人もいます。
ハロン湾クルーズの内容
ハロン湾クルーズの内容は、ハノイからのツアーと基本的には変わりませんが、シーカヤックはありませんでした。また、鍾乳洞見学ですが、ハノイからのツアーの場合、1つ見学して終わりのことが多いですが、今回は2つの鍾乳洞を見学しました。
昼食はついていないので、食べたい人は個人で注文します。私はエビ、カニ、ご飯と野菜を注文しましたが、美味しかったですよ。
エビ(200g)…12万ドン(600円)
カニ(1匹)…18万ドン(900円)
ご飯と野菜…3万ドン(150円)
鍾乳洞の中まで入るツアーガイドはいませんが、船の人が有名な奇岩の簡単な説明をしてくれました。この人はベトナム語で説明した後、英語で説明してくれました。毎回、英語ができるスタッフが乗船するのかどうかはわかりません。
申し込み可能な時間
個人向けのクルーズ船は、目安として午前8時~午後9時の間で運行しているそうです。
船をまるごと借りなければならないという情報の真偽
よくボート1隻を丸ごと借りなければならないという情報がありますが、そんなことはありません。ここまで説明してきたように、個人用のチケットがあります。
2017年9月現在、個人参加の人数が一定数そろった時点で、1つの船に集められ出航するシステムだそうです。
まとめ
個人でハロン湾クルーズに参加することは可能です。ただ、料金は39万ドン、約2000円近くかかってしまいます。ランチもついていません。英語ツアーだったら、ハノイからの交通費も含めて25~45ドル程度。個人でクルーズに参加したからといって安くなるわけではありません。
ローカルバスに乗って自分の力でハロン湾まで行き、冒険気分を味わってみたい人や、ハロンの街に滞在する人は個人で行くのもいいと思います。
バイクでベトナム縦断をしている人などにも、個人でハロン湾ツアーに参加するのはおすすめです。