これだけ読めばわかる【ベトナム・ハロン湾情報】!!

ハノイ旅行の計画を立てていると、ガイドブックなどで必ず目にする「ハロン湾」という地名。「ハロン湾とは、いったいどんなところなのだろう?」と疑問に思い、このページを訪問してくれた方が多いのではないでしょうか。

ここでは、ハロン湾について、その概要から個人での行き方まで、詳しく解説していきたいと思います!

ハロン湾の基本情報

まずはハロン湾についての基本情報です。ハロン湾の歴史などあらかじめ基本情報を頭に入れておくと、実際に見た時の感動も大きいはずです。

ハロン湾の位置

 

基本的なことですが、まずベトナムの位置を確認しましょう。ベトナムは、東南アジア・インドシナ半島、東側に位置する南北に細長い国です。中国の南側にある国で、海沿いの国とイメージするとわかりやすいかもしれません。

 

ハロン湾はというと、ベトナムの北部、クアンニン省、ハロン市に位置しています。首都ハノイからハロン湾までは160㎞ほど離れており、車で約3時間半です。

2000以上の奇岩がつくり出す美しい風景が特徴

ハロン湾の特徴は、エメラルドグリーンの海面から、大小2000を越える、にょきにょきと突き出た奇岩がつくり出す美しい風景です。訪れた誰もが圧倒されることでしょう。

このまるで水墨画のような風景は、中国の「桂林」にも似ていることから、「海の桂林」とも称されています。

中国の桂林

奇岩はどうやってできたの?

美しい風景をつくり出している奇岩ですが、どのようにしてできたのでしょうか。

中国南部からベトナム、ラオスにかけては陸上でも、ハロン湾で見られるような奇岩を多くみることができます。もっとも有名なのは、先にも紹介しました中国の桂林です。ラオスには、「ラオスの桂林」と呼ばれる「バンビエン」があります。

これらの奇岩は、約2億5千万年前、海の中で誕生しました。

まず、生物の死骸が海底に積もり、約1キロメートルほどはある石灰の層ができました。そして、その層が長い年月をかけ隆起し土地を作りました。さらに月日は流れ、大地が削られることにより石灰岩の奇岩ができたのです。

ハロン湾の奇岩も最初は、陸地にありました。ところがハロン湾周辺では、11~12万年前頃から大地が沈降し始めたのです。地面がすっかり海に沈んでしまい、今のような独特で、他には見られない美しい風景が完成したのです。

ハロン湾の伝説

ハロン湾には伝説があります。ハロンを漢字で表すと「下龍」となります。龍が下り立ったという意味です。

その昔、中国がこの地域を侵攻してきました。そのとき、龍が下り立ち中国を打ち破ったのだそうです。奇岩はこのとき、龍が口から吐き出した宝石によってできたと言い伝えられています。

ハロン湾の中で有名な奇岩

大小様々な奇岩がありますが、その中でも有名な奇岩があるので2つ紹介します。

1つは、ベトナムのお金20万ドン札のデザインにもなっている「香炉島」。

もう一つ、正確にはもう2つは「闘鶏岩」。2羽の鶏に見えますか。

香炉島、闘鶏岩ともに写真スポットです。これらの岩の前は日帰りツアーの航路で見ることができます。

奇岩の中が鍾乳洞に

ハロン湾に浮かぶ奇岩、外から眺める景色が有名ですが、実はその内部も見どころです。実は中が鍾乳洞になっている奇岩が少なくありません。「ティエンクン洞」や「スンソット洞」という鍾乳洞に、多くの観光客が訪れます。

世界遺産のハロン湾

ベトナムには8つの世界遺産があります。ハロン湾はその中でももっとも有名な世界遺産の1つと言えるでしょう。他に日本で有名なベトナムの世界遺産といったら、古都ホイアンやフエの建造物群などがあげられるかと思います。

ハロン湾は、1994年に自然遺産としてユネスコの世界遺産に登録されました。フエの建造物群に続いて2番目の登録です。

そして、2000年には登録範囲が拡大されました。現在、443㎢のエリアが世界遺産として指定されています。

世界遺産のホイアン

ハロン湾の旅行情報

基本情報をおさえたら、今度は実際に旅をする際の情報です。日程や目的、予算に合わせてハロン湾に行く計画を立ててください。

ベストシーズンとNGシーズン

ハロン湾のベストシーズンはその目的によって異なってきます。

まず、景色を楽しむことが1番なのであれば、11月~12月頃、冬場がおすすめです。ベトナム北部は日本のように明確ではありませんが四季があります。冬は日本同様、雨の日が少なく、晴れる確率が高いです。

11月あたりから徐々に気温が下がり始めます。12月~3月くらいにかけては、肌寒い日が多いので防寒対策を忘れずに。

水遊びを思い切り楽しみたいのであれば、6月~8月頃、暑くなる夏場に訪れるのがよいでしょう。ちなみにハロン湾に飛び込んで泳げるのは宿泊ツアーのみです。

そして、ベストシーズン以上に気をつけなければならないのが、NGシーズンです。9月~10月にかけて、台風が多く上陸します。台風が来ると、船が欠航になってしまうこともあります。

5~8月(GW・夏休み) 水遊びにおすすめ
9~10月 台風情報に注意
11~4月(冬休み・春休み) 景色を楽しむ

 

ハロン湾クルーズの種類

ハロン湾へ行くにあたっては、個人で行くことも可能ですが、ハノイからの車送迎があるクルーズ船ツアーに参加するのが一般的です。

日帰りと船上泊

ハロン湾ツアーは大きく二つに分けられます。一つは、朝ハノイを出発し、昼頃にハロン湾に到着、数時間の昼食付クルーズを楽しみ、夜ハノイに戻ってくる「日帰りツアー」。もう一つは、船に1泊し翌日の夕方ハノイに戻る「船上泊ツアー」です。

日帰りツアーの時間がない人にはいいのですが、ハロン湾までは片道3時間半ほどかかるため、かなり慌ただしいスケジュールになります。一方船上泊ツアーはゆっくりとハロン湾で過ごすことができます。さらに船上泊をすると、サンセットやサンライズが見られる可能性が出てきます。

日本語と英語

そして、日帰りツアー、船上泊ツアーともに、「日本語ツアー」で行くか、「英語ツアーで行くか選ぶことになります。当然ですが、英語ツアーはかなり安いです。日帰りツアーの場合、日本語ツアーの半額くらいになるでしょう。

ツアーの種類 料金の目安 ツアー内容
日帰り英語 $25~45 食事・鍾乳洞見学・カヤック
日帰り日本語 $65~140 同上
船上泊英語 $65~ 日帰りの内容+スイミング・船上イベント多数
船上泊日本語 $200~ 同上

 

値段の違いについて

日本語ツアーになれば値段が上がるのは当然ですが、それぞれの中でなぜ値段の違いがあるのでしょう。

日帰りツアーの場合、値段の違いは、まず食事内容です。英語ツアー最安値のものはあまり食事に期待しない方がいいでしょう。そして、英語・日本語ともに、値段が安いツアーはシーカヤックなどに料金が別途かかる場合があります。

宿泊ツアーの場合、その値段の違いは主に船のランクです。値段が上がれば上がるほど、贅沢な船、料理、サービスが待っています。

ツアーを予約するときは、内容をよく確認して申し込みましょう。

ハロン湾クルーズでできること

ハロン湾ツアーに参加した際、クルーズ船でどんなことをするのか紹介します。自分が申し込むツアーに、自分のやりたいことが含まれているのか、予約時にきちんと確認するのがおすすめです。

船上での食事

ツアーによって値段が異なるのは、このお食事のランクの違いが大きいです。ツアーによっては、まるで高級レストランのようなコース料理が提供されます。

また多くのツアーがベジタリアンなどの希望を言うことが可能です。

デッキからの景色

時間があるときは、デッキに出てゆっくりしましょう。船上泊ツアーの場合、デッキで過ごす時間が長いです。デッキの雰囲気を基準にツアーを選んでもよいかもしれません。日帰りツアーの場合、船に大きな差はありません。

シーカヤック & 手漕ぎボート

ほとんどのツアーにシーカヤック体験(手漕ぎボートを選べる場合もあり)がついていますが、別料金の場合があります。ツアー予約時に確認しましょう。

鍾乳洞見学

ほとんど全てのツアーが鍾乳洞の見学に行きます。この入場料もツアーに含まれているのかどうか、事前に確認しておくとよいです。

早朝の太極拳

早朝の太極拳を実施している宿泊クルーズ船は多いです。希望者が早朝、デッキに集まり、世界遺産の中で太極拳をします。朝日を浴びての太極拳は気持ちがいいですよ。

スイミング

世界遺産の海でスイミング。全身でハロン湾を楽しむことができます。冬といっても日本の秋ぐらいの気温なので、欧米の方は冬場でも海に飛び込んでいますが、日本人には厳しいかもしれません。船上泊ツアーに参加し海で泳いでみたい人は水着をお忘れなく。

クッキングクラス

春巻きの作り方を体験することが多いです。

夜の海でイカ釣り

クルーズ船から釣り糸をたらせば、イカが釣れるかも。年間通してチャレンジ可能ですが、春頃が一番よく釣れるようです。

真珠の養殖場見学

真珠養殖の様子を間近で見させてもらいます。すべてのツアーにあるわけではありませんが、船上泊ツアーの定番観光スポットです。

ハロン湾ツアー、とくに船上泊ツアーでは他にもいろいろなことが楽しめます。クルーズ船によってアクティビティの内容は異なるので、ツアー予約時に確認してください。また、あまり参加したくないものには参加する必要はありません。

ハロン湾ツアーの予約方法

最後に、ハロン湾ツアーの予約方法について紹介します。まず、ハロン湾に行く方法は、次の4つが挙げられるでしょう。

  1. ハロン湾ツアーが含まれた、日本からのベトナム旅行のパッケージツアーを購入
  2. 個人でハノイ発の現地ツアーをネット予約
  3. 個人でハノイ発現地ツアーを現地で予約
  4. 個人でハロン湾へ行き、ハロン湾でクルーズ船のチケットを購入

1については説明するまでもありませんね。4については近いうちに取材をしてからご報告したいと思います。

2と3、現地ツアーの予約についてです。

個人でハノイ発の現地ツアーを【ネット】予約

「ハロン湾」「日帰り」「宿泊」などの言葉で検索すれば、様々なツアーに関するサイトが出てくると思います。日本語ツアーは問題なく予約できるでしょう。

問題は英語ツアーです。どのようなサイトで予約したらよいのでしょうか。

英語がある程度わかる人だったら、シンツーリストがおすすめです。ベトナム全土のツアーを取り扱うとても大きな会社です。日帰り、船上泊ともに英語ツアーが予約可能です。

APTトラベルは、基本的に日本語ツアーを販売していますが、船上泊ツアーについては日本語で英語ツアーを販売しています。EZ VIET Travelも日本語で英語ツアーを販売しています。ガイドの話は英語で問題ないけれど、肝心な契約については日本語で確認したいという人におすすめです。

そして、当サイトTravelハロン湾でも、英語ツアーの代行予約を行っています。

★ツアー予約はこちら★

個人でハノイ発現地ツアーを【現地】で予約

ハノイ市中心部にはたくさんの旅行代理店があります。また、ホテルでもツアーを扱っていることが多いです。ハロン湾ツアーの予約、とくに日帰りツアーに関しては前日でも十分間に合います。

ただ、船上泊ツアーとなると、人気の船は前日では予約できないことがあります。クルーズ船は本当にたくさんあるので、前日でもどこかの会社で予約できると思いますが、乗りたい船がある場合は前日予約はあまりおすすめしません。

ハロン湾についてのまとめ

ハロン湾がどこにあるかといった基本情報から、ハロン湾ツアーの予約の仕方まで、細かくハロン湾について書いてきました。

最初からここまで読んでくれたみなさんは、かなりのハロン湾通になったのではないでしょうか。

Travelハロン湾では、この記事を皮切りに、様々なハロン情報を掲載していきたいと思います。